赤ちゃん情報誌【あっぷ～】妊娠・出産・育児の総合情報　富山/石川/福井　てるてる編集室

ようこそ赤ちゃん

自分より大切な命があるという幸せ・・・

■胎盤を通じてかたくむすばれている赤ちゃんとお母さん

　うれしい・・・照れくさい・・・ちょっぴり不安・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
母親になることを告げられた瞬間、あなたの心にはいろいろな感情がよぎるでしょう。でもおなかの中で芽生えた大切な生命。赤ちゃんは胎盤からいっぱい栄養を吸収しながら、お母さんのいる世界へ飛びだす準備をしています。　
お母さんの心とからだがともに健康であれば、おなかの赤ちゃんはスクスクと育ち、それはまた、お母さんの安産にもつながります。又、お母さん、そしてお父さんが積極的に妊娠・出産に関わっていくことは親としての意識を高め、新しい家族の絆をいっそう強くしてくれるプロセスになります。又、お母さん、そしてお父さんが積極的に妊娠・出産に関わっていくことは親としての意識を高め、新しい家族の絆をいっそう強くしてくれるプロセスになります。　　　　　　　　　　　　　
無理をせず、ゆったりとした気持で毎日を過ごすことを心がけましょう。

■妊娠の最初のサインは生理の遅れ

　「あれ～」と自分で気づく最初の兆候は、生理が止まることです。生理がいつもの月と違い、4日から1週間くらい遅れているようなら、妊娠の可能性が高いといえます。でも他の理由で排卵が遅れ、その結果、生理の開始が遅れることもあります。生理だけではなく、体調の変化にも注意してみましょう。　また、妊娠初期に、少量の出血を見る事もあります。受精卵が子宮内膜にもぐりこんだ（着床）際に生じる出血で、妊娠の継続に影響はないものです。通常の生理よりも量が少ない、色が薄い、短期間で終わるなどの特徴があります。いずれの場合も、いつもと違った感じがして、おかしいなと思ったら早めに受診しましょう。

●基礎体温の高温期が続く
　基礎体温を記録している人は、高温期が続きます。17、18日間～3週間続けば妊娠の可能性を考えてください。

●乳房の変化
　乳房が張ってきたり、乳首が敏感になります。乳輪が大きくなり、黒ずんできてブツブツが見られることも。

●つわりが始まり体がだるくなる
　妊娠するとホルモンの影響で吐き気やムカつきの症状のほか、食べものの好みの変化なども。まったく症状のない
　人もいます。
　また、体がだるくなったり、疲れやすくなったりします。眠くてたまらないというのもその一つです。

●イライラする
　ちょっとしたことでイライラしてしまったり、気持ちが落ちつかなかったりするのも、ホルモンによる影響です。

●便秘になる
　ホルモンの影響で腸の動きが鈍くなり、便秘がちになります。

■元気な赤ちゃんと安産のための6カ条


（１）お医者様を信頼し、指示に従いましょう。	（２）お産のことを勉強しましょう。	（３）栄養のバランスを考えた食事を心掛けましょう。

（４）からだを適度に動かしましょう。	（５）お酒、タバコはきっぱりやめましょう。	（６）精神的にも肉体的にもリラックスしましょう。

■出産予定日はいつ？

　最終月経の最初の日に280日を加えた日が予定日です。でもこの280日にはまだ妊娠していない日も含まれているわけで、実際の妊娠が始まった日まで何日あったかは正確にはわかりませんから、予定日はだいたいの目安です。又、この時期は妊娠しているものの、その徴候がほとんど自覚できず、知らないうちに胎児によくない影響を与えてしまうことがあります。
女性は常に妊娠の可能性があることを忘れないようにしましょう。

■妊娠月と妊娠週

　妊娠満0週（最終月経開始から７日前）

妊娠第1か月

妊娠満0週～満3週　

流産
（21週まで）

2か月

　　　4週～7週　

3か月

　　　8週～11週

4か月

　　12週～15週

5か月

　　16週～19週

6か月

　　20週～23週

7か月

　　24週～27週

早期産
（早産）
（22-36週）

8か月

　　28週～31週

9か月

　　32週～35週

10か月

36週

37週

38週

39週

40週(出産予定日）

41週

正期産
普通の
お産
（41週まで）

42週～

過期産

■MATERNITY DIARY■

赤ちゃんの成長

●卵子と精子が出会って結合した受精卵が、その後
　 1週間から10日くらいで子宮内に着床し、発育しま
　す。
●この時期にはまだ人間らしいカタチはなく、胎芽と
　呼ばれています。
●身長は約0.5cm、体重約0.5g。

ママの変化

●妊娠の自覚症状はまだありません。
●基礎体温は高温期が続き、からだが熱っぽく感じ
　られます。
●子宮の大きさにもまだ変化はありません。

■CHECK POINT ! ■

●妊娠を感じたとき

　・くすり・ペット、タバコ・X線、風疹・etc　のことで不安を感じたら要点をメモして初診時に
　　先生に相談しましょう。
　・胎児の神経管閉鎖障害の発症のリスクを低減する働きのある葉酸を積極的にとろう。
　　（理想は妊娠前から3ヵ月まで）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　